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オーストリア政府観光局


作曲家グスタフ・マーラーとウィーン
生誕150周年で「マーラー・イヤー」開催


グスタフ・マーラー(1860〜1911)は、いわゆる世紀末の天才であり、現代音楽のパイオニアでした。彼は10年間ウィーンの宮廷歌劇場の監督を務めています。2010年は、マーラーの生誕150周年、2011年は没後100周年にあたります。これを記念して、ウィーン市内で数々の記念イベントが繰り広げられます。

グスタフ・マーラーは少年時代からウィーンと親しんでいました。ボヘミア出身の天才少年は15才で「皇帝の居城がある帝国の首都」へ移り、1875年から楽友協会の音楽院で作曲とピアノを学びました。

その後1878年には、ディプロマを得て卒業しています。マーラーは卒業後ヨーロッパ各地で指揮者を務め、1897年には自ら待望していたウィーン宮廷歌劇場監督に就任したのです。

当初の肩書きは宮廷楽長でしたが、まもなくマーラーは、皇帝フランツ・ヨーゼフ1世から宮廷オペラ座の「芸術監督」に任命されました。

マーラーの作品は当初、ウィーンより諸外国で高く評価されました。劇場芸術監督が繰り返し演奏旅行に出かけることへの批判が高まり、ついにはメディアによる激しいキャンペーンが繰り広げられました。

このため1907年、マーラーは宮廷オペラ座芸術監督を辞し、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場の招聘を受けて、アメリカへ渡りました。

続く数年間、欧米の両大陸を往復しましたが、1911年5月18日、マーラーはウィーンで世を去りました。彼の墓碑はグリンツィング墓地にあり、長女マリアも妻アルマも同じ墓地に眠っています。

ウィーン市観光局のホームページには、来年からの「マーラー・イヤー2010/11」特設サイトを開設しています。
詳細情報はこちら(英語・ドイツ語)をご覧ください。
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ウィーンを拠点にした作曲家グスタフ・マーラー

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by goeurope | 2009-11-16 15:57 | オーストリア