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ANTOR-JAPANの欧州最新記事とアーカイブです。


by goeurope

イタリア・アーカイブス

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イタリア政府観光局


イタリア・秋・冬のイベント情報2

◆権力の女性達:カテリーナとマリア・デ・メディチ展=フィレンツェ ストロッツィ宮殿にて(2008年10月24日〜2009年2月8日まで)
権力が男性の特権でもあった時代の、女性達の力や影響力を模索するという特別な視点でアプローチした展覧会。偉大なるメディチ家出身の2人の女性、カテリーナ・デ・メディチとマリア・デ・メディチは、それぞれの夫の死後、知性と政治界とのつながりを武器に合法的に権力の座につきました。同展では、この2人のフランス女王に関わる調度品や絵画などの品々が展示され、芸術保護者としての彼女らの洗練された感性もうかがい知ることができます。
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◆点描画と光:マッキアイオーリ派絵画と写真展=フィレンツェのフラテッリ・アリナーリ写真博物館にて(2008年12月4日〜2009年2月15日)
マッキアイオーリ派とよばれる点描画法の画家の中で最も有名なジョヴァンニ・ファットーリ。ファットーリ没後100年の文化催事のひとつとして同展は開催されます。ファットーリはリソルジメント時期に叙情的なマレンマの風景を描いた画家です。同展では、このマッキアイオーリ派絵画と、当時発明間もない写真との初の対比を試み、ファットーリや同じ派の画家シニョリーニ、ボッラーニの絵画と写真などが展示されます。
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◆ブルーノ・ムナーリ展=ローマのアラ・パチス美術館にて(2008年10月9日〜2009年2月1日)
様々な分野で活躍したミラノ生まれの芸術家ブルーノ・ムナーリの展覧会が、ローマのアラ・パチス美術館で開催されています。1940年代〜50年代の器具・装置デザインをはじめ、50年代〜60年代の建築作品、そしてグラフィック作品が、年代別ではなくテーマごとに展示されており、ムナーリが異なる分野にも、共通する表現テーマをおいたことやその関連性などを理解することができるでしょう。
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◆ルイーズ・ブルジョワ展=ナポリのカポディモンテ美術館にて(2008年10月18日〜2009年1月25日)
ナポリで初のルイーズ・ブルジョワ展として、彼女の作品約60点を展示して開催されています。一般には初公開となる2点の『Cellセル』シリーズのインスタレーションも展示され、前世紀から現代までのブルジョワの制作活動の跡をたどることができます。彫刻を意識しながらも、様々な手法で独創的な作品を展開し、現代アーティストとしてのアイコンともなったブルジョワの世界をお楽しみ下さい。
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by goeurope | 2008-12-04 16:20 | イタリア