スペイン政府観光局
マドリードと東京がより身近に
【マドリードとモノクルマガジン】
マドリード市振興公社代表団は、英国の著名なビジネス誌、モノクルマガジンの「別冊マドリード市特集」の発売にあたり、去る12月7日に東京都内で書籍の発表会を開催しました。
「別冊マドリード特集」は、マドリード市がマドリード州観光局とTurespana(スペイン観光促進局/スペイン政府観光局)との協力で制作し、モノクルマガジン2009年12月/2010年1月号の別冊として発行されたものです。国際関係や企業運営、芸術やデザインに関心のある国際的読者を対象としています。
全世界のキオスクや書店で入手できるこの「別冊マドリード特集」では、24ページにわたってスペインの首都マドリードのインフラ、デザイン、建築、ガストロノミー、文化、ショッピングなどのトレンドや最新情報が紹介されています。
【優先市場】
マドリード市にとって、日本は観光戦略プラン2008-2011に含まれている優先市場の一つですが、その理由の一つとして、観光客1人当たりの高い消費レベルがあげられます。2008年にマドリードを訪れた日本人観光客は13万4984人で、外国人観光客の3.91%を占めたに過ぎませんが、1人あたりの消費額平均は341.70ユーロ/日で、外国人観光客1人当たりの平均消費額134.41ユーロ/日を大きく上回り、観光客消費国際ランキングで日本市場はトップを占めています。
2009年の1月から10月までにマドリード市を訪れた日本人観光客の総数は10万4064人。なかでも特筆されるのは、10月の日本人観光客が1万5230と大幅に増大したことで、この数値は前年同月比73.5%増に値します。
これらの統計を踏まえ、マドリード市役所では日本におけるマドリード市の観光地としてのイメージの普及や、日本人観光客の安全とサービス面の向上を目的とする「プラン・ハポン」(日本プロジェクト)を2005年にスタートさせました。
現在このプランは、2008-2011期向けの二次計画として継続されています。このプロジェクトのもとで行われた活動内容としては、日本語版ガイドブック「日本人から日本人へ」や「マドリード必見ガイド」の制作、マドリード市観光協会が提供する日本語によるガイド付きツアーの実施、2008年に日本語版が更新されたマドリードのポータルサイトesMADRID.comの運営などが挙げられます。
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by goeurope
| 2010-01-08 16:33
| スペイン