ベルギー・アーカイブス
2009年 02月 02日
ベルギー観光局ワロン・ブリュッセル
ブリュッセルに「マグリット美術館」がオープン
200点以上の絵画や文書を所蔵
ベルギーを代表するシュールレアリズムの画家ルネ・マグリットの美術館が、今年6月2日にオープンします。場所はブリュッセル市中心部の王宮広場に面したアルテンロー邸で、館内には200点以上の絵画や文書が所蔵され、世界で最も充実したマグリットのコレクションとなります。ミュージアムショップやマルチメディアスペースも併設される予定です。
ルネ・マグリット(1898-1967)は、20世紀で最も重要な芸術家の一人です。シュールレアリストである彼の作品は、ベルギーだけでなく世界中で賞賛され評価されています。
そして、マグリットの作品は20世紀絵画の中で最も良く知られているものであると同時に、最も困惑させるものです。彼はイメージの達人として、日常の身近なものを取り上げ、それに新しい意味を与えます。木の葉が樹木になり、りんごが部屋いっぱいになり、靴が足になり、岩が雲になる・・・。彼は日常の現実を一風変わった手法でとりあげて、観る人を不思議な世界に引き込みます。
【マグリット美術館】
場所:Place Royale 1, 1000 Brussels
最寄り駅:メトロGare Centrale
入場料:一般8ユーロ(予定)
詳しくはこちらをご覧ください。
by goeurope
| 2009-02-02 12:36
| ベルギー・ワロン・ブリュッセル