スイス・アーカイブス
2009年 02月 02日
スイス政府観光局
タスナ・トンネル、4-11月に昼夜大工事
アルデッツ−シュクオール間は代替バス運行
レーティッシュ鉄道では、1913年に開通した『タスナ・トンネルTasna tunnel』の周辺地質変動による問題に対応し、今後の安全性を確保するため、2008年春から大規模工事を行ってきました。
約1年をかけて、通常運行終了後の夜間工事のみでおこなう計画でしたが、工事を進めるにつれ、このトンネル周辺の地層や地理的環境が予想以上に複雑なため、かなりの難工事であることが判明。このたび、計画の見直しがおこなわれ、2009年4月から11月までの約8ヶ月は、通常運行を断念し、日中も断続的に工事を進めるとともに、またこの期間を利用して、シュクオール駅の改修工事もおこなわれることが決定しました。
そのため、トンネル工事区間である<アルデッツ=シュクオール Ardez=Scuol>の鉄道は運休となり、代替バスの運行が予定されています。利用客の皆様がスムーズに乗り換えできるように、両駅での情報版の設置などを含めたインフラ整備も準備中。詳細なバス運行スケジュールは今春発表される予定です。
レーティッシュ鉄道サイトはこちらをご覧ください。
4-11月に大規模工事が予定されるタスナ・トンネル
by goeurope
| 2009-02-02 12:40
| スイス