クロアチア・アーカイブス

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クロアチア政府観光局


“緑のイストゥラ地方”の人気高まる

イストゥラ半島内陸の魅力が旅行者の間でますます高まっています。中でも、休日を大自然に囲まれ、イストゥラ地方の伝統家屋の醸し出す静寂に身を置いて、昔からの生活スタイルと現代の旅行者の好みを繋げたいと願う人達がファンです。

また、いわゆる緑のイストゥラも素晴らしく、丘上の中世城塞を訪ねてその辺りの神秘的な雰囲気に浸ることもできます。この“アクロポリス”は、モトヴン、ラビン、ヴォドゥニャン、グロジュニャン、ホゥム、オプルタリュの町々ですが、その砦館や古い教会や広場を訪ねれば、その歴史を覗くことができるでしょう。これらの町は、さまざまな文化行事の場でもあり、そのテーマと雰囲気は旅行者を魅了しています。
イストゥラ県観光局

町の昔の姿を一番よく残しているのはモトヴンです。その小さな旧市街はミルナ川畔の丘上にあり、高い市壁と三重の防壁に囲まれています。そこからは、四方をはるかに眺めることができます。町全体が博物館のようであり、ルネッサンス調の市庁舎や教区教会、それにさまざまな時代の私邸など、ほとんどの建物はいずれもが文化遺産だと言えます。年々旅行者を魅了しているこの美しい町では、モトヴン国際映画祭が毎年開催されています。
モトヴン観光局
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モトヴン(クロアチア政府観光局提供)


中世の町オプルタリュやグロジュニャンも観光客に人気です。かつて寂れていたグロジュニャンには、世界各地から音楽家たちが集まるようになっており、その演奏で活気づいています。

イストゥラ半島の南部にある中世の町ヴォドゥニャンには、多くの記念碑や邸宅が残っています。高さ65mの鐘楼を備えたバロック調の大きな聖ヴラホ教会は教区教会で、収容人数は5,000人にもなります。この聖ヴラホは町の守護聖人です。教会は貴重な教会美術品をたくさん蔵しており、聖人達のミイラを収めていることでも知られています。また、ヴォドゥニャンには昔からの石積みの農作業小屋がたくさん集まっていて、ここ一帯に2,500もあります。これはカジュンと呼ばれるイストゥラ地方特有の小屋です。
ヴォドニャン観光局

ラビンも旧市街が丘上にある町で、秋には地中海彫刻家シンポジウムが開かれます。麓のドゥブロヴァの公園には、毎年招かれる彫刻家の残した石造作品が展示されています。このシンポジウムは30年来の取り組みで、毎年8月に開かれます。数年前から“白い道”というユニークな彫刻プロジェクトが始まり、多くのすぐれた彫刻家達が取り組んでいます。

町には、考古学・民俗学の博物館、このあたりでは珍しい鉱山跡、いくつもの邸宅、M.V.イリリク記念展示場があります。イリリクは新教徒で優れた哲学者、そしてマルティン・ルターの盟友だった人です。この町は保護建築・歴史地区になっており、ラビンの多くの画家や彫刻家達の制作場所になっています。
ラビン観光局

世界最小の市として知られるホゥムについても触れておきましょう。面積も人口も極小ながら、この丘上の町は市として必要な機能がすべて整っていることから、行政区分上の市と認定されているのです。

イストゥラ半島の内陸は、すばらしいワインとオリーヴ油でも知られており、国際的な賞をいくつも受賞しています。料理も全般に美味ですが、中でもトリュフは有名です。イストゥラの林で採れるこの珍味は、地元のレストランでさまざまに調理され、供されています。
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by goeurope | 2009-10-06 22:35 | クロアチア