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2009年 12月 01日
オランダ政府観光局
古き良きオランダの冬の風景を楽しむ
画家アーフェルカンプ作品展が開催中
2010年2月15日まで、アムステルダム国立博物館では17世紀のオランダの冬の情景を描いたヘンドリック・アーフェルカンプ(1585〜1634)の作品展「The Little Ice Age」が開催されています。同美術館所蔵作品のほか、ノルウェー(ベルゲン)、アメリカ(ボストン)、イギリス(ロンドン)からも作品が出展されます。
アーフェルカンプは、17世紀のオランダを代表する風景画家。オランダの冬景色を色彩豊かに描写しているのが特徴です。
当時オランダの冬は厳しく、運河や干潟が一面凍ってしまうことがしばしばありました。こうした凍った運河上でにぎやかに遊びに興じている人々を描いたのがアーフェルカンプ。スケートを楽しむカップル、立派な身なりの紳士達、コルフ(ゴルフの原型といわれる球技)をする人、馬でそりをひく人、雪合戦をする子供達など、人々が屋外で楽しむ情景が細やかに描かれています。
アーフェルカンプの作品は、オランダの陽気で開放的な古き良き冬の風景へと見る人を誘います。
▼アムステルダムの国立博物館(日本語の解説ページ)はこちら
▼アーフェルカンプの作品紹介(英語、展示作品の画像など)はこちら
by goeurope
| 2009-12-01 19:36
| オランダ