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2010年 02月 08日
イタリア政府観光局
今年はペルゴレージ生誕300年
生誕地イェージで関連イベントを開催
2010年は、18世紀にオペラ・ブッファ様式を完成させ、後生のモーツァルトと並ぶほどの才能をもちながら26歳で夭折した作曲家ペルゴレージ(Giovanni Battista Pergolesi)の生誕300年にあたります。
生誕の町マルケ州のイェージ(Jesi)では、さまざまな記念公演が開催され、上演の少ないペルゴレージ作品を鑑賞するには絶好の機会です。
ペルゴレージは、日本では知名度は高くありませんが、オペラ「誇り高き囚人」の幕間劇作品として、音楽史上劇的な成功を収めた重要な作品「奥様女中」や、モーツァルトの宗教作品に匹敵する傑作とされる「悲しみの聖母」等の作曲で知られています。
ペルゴレージ・スポンティーニ財団は、イェージ市内で下記のような生誕300年記念公演を予定しています
▼ペルゴレージ記念コンサート
開催日=2010年3月16日、会場=サン・セッティモ聖堂(Cattedrale di San Settimo)
▼ペルゴレージ・春季フェスティバル
開催日=2010年6月4〜13日、会場=ペルゴレージ劇場(Teatro G.B Pergolesi)ほか
▼第10回ペルゴレージ・スポンティーニ・フェスティバル
開催日=2010年9月3〜25日、会場=ペルゴレージ劇場ほか
※9月25日にはクラウディオ.アバード指揮で、「悲しみの聖母 スタバート・マーテル」を上演!
▼ペルゴレージ・冬季フェスティバル
開催日=2010年12月27日〜2011年1月15日、会場=ペルゴレージ劇場ほか
※12月17・19日には「誇り高き囚人」(幕間劇「奥様女中」)が上演されます。
ペルゴレージ生誕300年のイベント情報などはこちら(英語)をご覧ください。
by goeurope
| 2010-02-08 15:10
| イタリア